ヘッドホン
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商品の説明
70年にソニーから発売された一連のマトリクス方式のステレオラジオの一台で、シリーズ中の最高機種でした。
定価は¥19800と相当に高価なラジオでしたが、中身を見てゆくとモノラルラジオ2台分の部品が使われているのでやむ追えなかつたのでしよう。
マトリクス方式というのはセンターと左右に1本ずつのスピーカーがあり、センターはR+Lの所謂モノラル出力、左右は右はR-L、左はL-Rの差信号のみを出力する仕組みです。
このバリエーションの一つで、センターは低音のみを出し、左右は普通のステレオを再生する3D方式というものもありました。
通常のステレオとは異なると言いましたが、良く考えるとこの方式の方が正しいのかもしれません。
例えばボーカルォ聞く場合、歌手は本来ならセンターで動きません。左右に広がりがあるのは左右の反射音と暗騒音が聞こえる為です。
普通のステレオの場合は2本のマイクで左右別々に音を拾いそれをそのままの形で再生しますが、実は大切なセンターの音は左右の合成音である為、定位が良く無いと感じます。
マトリクス方式の方が正しいのでは無いかという印象は実際に色々な音を聞いても感じられます。これは小生だけの印象ではなく、このモデルを聞いてその音と音場に魅せられたという方が何名かいらっしゃるからです。
百聞は一見にしかず、お試しになりませんか?
このモデルは結構大事にされていた物が多く、55年も前の物にしては比較的程度の良い物が多い様です。
とは言ってもこれだけの年月を経ているので、完璧ではありません。この個体で言えばボリュームツマミが無くなっており、代替品を付けました。ガリや接触不良、汚れも勿論ありました。更に各ツマミのレタリングも消えてしまっています。勿論リタリング以外は全て整備して
消しています。
機能としては正常で音も良いでしょう。アンテナはACコードを上手く使って居ますが、出来るだけ正規のアンテナ(と言っても5m位の電線でも十分です)を使って下さい。
これからは爺いの独り言です
個人的に好きな一台で、昔買えずに今になって手にしたいと思われる方が多い様に感じます。もっと音そのものの良いソニーのホームラジオは此方でも扱っていますが、珍しいステレオ方式で昔は手の届かなかったモデルという事でそれらよりもずっと早く売れてしまう様です。
状態は悪くなくご興味有ればお勧めです。
商品の情報
カテゴリーテレビ・オーディオ・カメラ
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コンパクトなデザインで収納スペースを取らない ラジオ・コンポ > ヘッドホン ラジオ・ラジカセブランドソニー商品の状態やや傷や汚れあり発送元の地域千葉県 ヘッドホン